【結婚式当日の失敗を防ぐアドバイス】
特に親御様としてはじめて結婚式を迎えられる方々は、
思わぬ失敗がありがち。
テレビなどで紹介されている失敗談は本当に起こりうる話で
笑えない話です。
そうならないためにも、以下の点に気をつけましょう。
【お父様へのご注意】
①新婦とのバージンロード入場行進
たいがいの新婦は長いドレスを着ているため、歩みが遅く、お父様と
歩調が合わないことが。ひどいときはドレスを踏んでしまい、
当日の本番で参列者の嘲笑をかってしまうことも。
娘さんと予行演習を。歩調合わせのタイミングの打合せを。
あとはお父様ご自身が本番みんなの視線にあがらないよう、ご注意!
②両家代表のスピーチ
本番で原稿を広げて読むのはあまり格好のいいことではないとばかりに、原稿を書かずにスピーチにトライ!でも本番であがってしまい、
ひどい時はスピーチにならないことも。原稿は用意して、うまくいかない時は広げて読むようにしましょう。もちろん事前の練習も大切。
人前であまり話をされない方は、できるだけ短い言葉でまとめるように。「それほど皆さん期待してはいない」くらいの開き直りの気持ちが
緊張から開放してくれますよ。
③主賓の方々へのご挨拶
主賓は日頃ご子息ご令嬢が仕事などでお世話になっている方が多く、たいがいの場合は初対面。結婚式こそ絶好のチャンスです。
必ず披露宴前に新郎・新婦に情報共有し、席次表等でお名前・お席の確認をし、親御様揃って伺うようにしましょう。
挙式当日可能であれば、受付の方に教えてもらう手も。チャンスを逃すと、先にトイレなどで初対面してしまう恥ずかしい目に。
④お酒は普段よりゆっくりと
披露宴やパーティーの場では式からの開放感とお祝いの場としての喜びのあまり、つい大量のお酒を召し上がってしまう
お父様も少なくありません。多くのゲストにお酌を返されるのが一般的ですから、多くを口にされてしまうようです。
特に普段お酒をたしなまれないお父様やお酒が強くないお父様は要注意。普段たしなまれる方もゆっくり心掛けて。
ゲストのお酌は全部飲み干さなくても、口をつければマナー違反ではありません。
【お母様へのご注意】
①お車代など当日渡すお金のご用意。
主賓の方へのお渡しが必要なお車代。受付を担当されるゲストへの謝礼などの心付けは、いくら包むか、どなたが渡すかを新郎・新婦と事前に
打合せのうえ、決めておきましょう。
お母様がご用意され、渡される場合は、最低でも2日前までにご用意されバックに入れておきたいものです。
古札ではなく、新札を使用するのが基本なので予めの用意をお忘れなく。また不意のご入用のために、予備の新札と袋のご用意も。
*親御様から主賓の方などへ受付の後やスピーチの前に主賓に声をかけこっそりお礼をお渡しするのが好ましい。
②大切なご祝儀のお預かり
当日受付で集まったご祝儀は、披露宴やパーティーの開始時に親御様へ手渡されるのが一般的です。ゲストの招待数にもよりますが、
結婚式の費用と同じくらいの現金が集まることもよくあります。
披露宴がお開きになり、無事新郎・新婦に手渡すまで油断は禁物。席を立つときは身内の方に預ける。
披露宴がお開きになってからもどこかに置かず、肌身はなさず持ち歩くことを常に心掛けて。
また大金があるのを知っていて、会場関係者を装い狙う部外者もいるので、気を許すことのないように。